もっとちゃんとつらそうにしろ、そんなにつらいんなら、と怒鳴られた、朝。
わたしには、病人ならちゃんと病人らしくしていろ、と言われた気分だった。
病院の話をし始めたのは母だったし、事前に聞いてないと動けない上に口内は痛く、気圧で不安定な状態の時にこれだ。
母は話せる人がいないからと、何でもかんでもわたしに話す。わたしの話は聞かないというより、否定から入る。些末なものだと扱われる。
ODしたいな、でも薬が管理されてるからどこにあるのかわからない。探す気力もない。
それから母は仕事に行き、家で1人寝ていた。
ああ、その前に兄と楽しそうに料理していたね。ぐずぐずになってく。
かわいい服着てごろんごろんしたりしたいなあ。
そうだ、髪の毛なんとかしないと。