おまえのにっきだよ

28歳、メンヘラ日記

陰陽五行

気付けば四月も過ぎていて、憂鬱を背負いこんでいたら日々が過ぎ去っていく。

良くない考えが頭の中を繰り返し、過去の映像を繰り返しリピート。映像や言葉が頭で流れ、響き、どうにも座りが悪く落ち着かず、感触とした焦燥感でもって、ひがな寝ていたいと逃避を続ける毎日である。叫びそうになるのをこらえ、良からぬことをしでかそうとする自分を抑え、ろくについったーもみることもできず、そのうちに、エイプリルフールも、年号も全てに乗り遅れて、今ここにいる。良くない気分だ。

ざわりざわりと落ち着きがなく、集中できない。人と話す気にならず、出かける気にもならず、一日一食は口にしている。悪夢も増え、寝ても覚めても居心地が悪く、居場所を見失った子供のような不安定がずっと渦巻いている。

原因はわかっているが、わたし一人ではどうしようもないために、なすがまま、ただ鬱々と時間が過ぎるのを待っている。したいことは、相変わらずできていない。気分転換に映画を観たら、選択を間違えた。ズシリときて、ああこの映画を観るベストタイミングがないくらいに、観ないほうがこころ穏やかでいられる映画だった。良く作られた映画ではあったのだけれど。

話す気になれず、というより、どう話していたかをうまく捕まえられず、独り言もなく、歌うこともなく、煙草にのどを使うだけの生活をしている。笑うことに、酷く引け目を感じる。

生きている。ただ生きて、食べて、寝て、それから、なにをしていたろう。座っていた、かなあ、不安と恐怖と希死念慮と一緒に揺られながら眠りに無理にでもついている。大きな声は聞きたくない。

 

年号が変わり、令和、になる。未来のことを考えていた。わたしは今まるで老後のようだな、と。できることとできないことの判別がうまくいかない。今老後ならばあと何年生きるんだろうか。80だなんて末恐ろしい。わたしの未来にはなにもない、ただの孤独死だろう。孤独じゃないうちに、と考えて、考えるのをやめた。考えるのをやめて寝た。

 

落ち着いて考えられる余裕が欲しい。

桜は咲いただろうか?

 

ただいまは人と関わることが出来ない

そんな時期です。