あんたさぁ、
ルネッサンス吉田 (漫画感想)
発売前から心待ちにしていた、好きな漫画家さんです。今回はBLではなく、普通の漫画でした。
主人公は、双極性障害でした。何型かは、わからないけれど、光トポで検査をしている描写が、あの頃の自分を思い出させました。
主人公はよく眠ります。ああ、過眠だなって、少し前までの自分を思い出して、わたしは眠ることが好きなのかどうか考えてみましたが、その時の気分によるなって、そんな着地をしました。
姉と弟の関係性。言わない関係性。
2人の過去は母子家庭で、金曜日と呼ばれる実の父ではない男の人と、ゲームをする二人と、双極性障害になったであろう原因と、
２人はボートに乗ります、気付くとボートに乗って話している２人
終わりはちゃんと終わっていて、ああ、そうか。となりました。
好きな作家さんだからすすめたいけれど、自分をガリガリ削りながらガリガリ原稿を書いているようなそんな雰囲気があって、なのできっと好き嫌いが分かれるだろうなあと、オススメはしたいけどしません。
でも、わたしは次にまた漫画が出たら買うんだろうなと、読み終わり感じました。
以前この漫画家さんのインタビュー記事を読んんですが、特殊な生活を送っていて、どうなってるんだろう、か…と思った覚えがあります。レッドブル＋ポカリで、ポカリが余るので余った分は捨てますね。とサラッと書いてあった時にはびっくりしました。その行動もひとつの決まっているようなことで、えっポカリ飲めばよくない！？っていう言葉に、それだと違うんですよね、と答えていました。
漫画なのですが、小説だろうかと思うほどのモノローグや、BLでも、BLなのかわからなくなってくる、そんなルネッサンス吉田さんの漫画がとても好きです。一目惚れでした。
珍しく、漫画の感想を書いてみました。
気になった方はぜひ、読んでみてください。
絵も独特なので、ハマるかどうかわかりませんが。
漫画は、面白い。
